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全角スペース・半角スペース・見えない文字の違い

✓ この記事の技術情報は、サイトの公開のたびにUnicodeのデータベースと照合しています。

日本語入力には「空白」が2種類あります — 半角スペースと全角スペース。 そして、その裏にはもうひとつの世界、「見えない文字」があります。 3つの違いを知ると、名前欄で空白が消える理由も、その回避策も、 一気に腑に落ちます。

半角スペース(U+0020)

英数字と同じ幅の、いちばん普通の空白です。1バイトと軽く、あらゆる アプリが認識します。ただしUnicode上は純然たる「空白」なので、 フォームの自動整形では真っ先に削除される運命にあります。テキストの 先頭・末尾では、まず生き残れません。

全角スペース(U+3000)

漢字1文字分の幅を持つ、日本語組版の空白です。正式名は「表意文字空白」 (IDEOGRAPHIC SPACE)で、UTF-8では3バイト。段落の字下げなど日本語の レイアウトには欠かせませんが、こちらもUnicodeの分類は「空白」。 つまり、半角と同じく自動整形で消されます。「全角なら 消えないはず」というのは、よくある誤解です。

第3の選択肢:見えない文字

見た目は空白と同じなのに、Unicodeの分類が「文字」や「記号」になっている ものがあります。代表はハングル埋め文字(U+3164)と点字の空白パターン (U+2800)。フォームから見れば普通の文字なので、削除もされず、 「名前を入力してください」の検証も通過します。空白の名前・空白の ハイライト・消えない空行 — これらはすべて、この第3グループの仕事です。

使い分けの早見表

  • 文中の普通の区切り → 半角スペース。軽くて確実。
  • 日本語の字下げ・整形 → 全角スペース。ただしテキストの端では消えます。
  • 名前欄・タイトル欄を空白にする → ハングル埋め文字か点字の空白パターン。空白コピペのツールからどうぞ。
  • SNSの空行を守る → 空行に見えない文字を1つ。インスタ空白ツールが自動でやります。

見分ける方法

手元のテキストにどの空白が入っているかは、見た目では判別できません。 確認エリアに貼り付けると、 半角・全角・見えない文字がそれぞれコード付きで表示されます。 「どの空白か分からないけど動かない」というときの、いちばん速い 診断方法です。ちなみに36文字すべてのバイト数と分類は、ツールページの 一覧表にまとまっています — 公開のたびにUnicodeのデータベースと照合 している、当サイトでいちばん働き者の表です。